水島尚美のブログ

シンプルライフとアイドルソングが好きなイラストレーターの日々

エッセイはこころのうち

芸能人のエッセイ本が好きです。


華やかな世界の人も同じように考えたり悩んでいるんだなと共感できるしその人のことが好きになることも嬉しい。
大学生の頃はとくに爆笑問題の太田さんの本が大好きで、ちょうどブックオフでバイトしていたのでお店に並んでいるものはかたっぱしから集めて読んでいました。

なかでも「爆笑問題 太田光自伝」は一人も友達がいなかった高校時代の話(修学旅行の時に10冊以上小説を持ち込んで読破したとか)や変人ウーチャカこと田中さんとのコンビ結成、小さな劇場でライブをしたかけだしのころの話など興味深くて20代前半の自分は妙に共感をしていました。

 

数年前に読んで好きだったのはオードリーの若林正恭さんの

「社会人大学人見知り学部 卒業見込」です。

「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ」
など若林さんの本音と名言がたくさん散りばめられていて、とくに最後の春日さんについてかかれた部分、オードリーがまだ売れていなかった20代後半の時、若林さんが春日さんに
「28にもなってお互い風呂なしアパートに住んで恥ずかしくないのか?」と問い詰めると春日さんはしばらく沈黙して、3日後に「どうしても幸せなんですけど、
やっぱり不幸じゃないと努力ってできないんですかね?」と真剣に言ってきたそうで
その大物っぷり、動じなさがすごくて、影響されました。

そしてそんな春日さんについて若林さんが最後
「春日は面白いことを言える人間じゃないと思う。でも凄く面白い人間だとおもう。自分に自信があって。特別自己顕示するために自分を大きく見せる必要のないマトモな男だと思う。ぼくは春日に憧れている。」
と締めているのがまたぐっときます。

 

そして先日若林さんの新刊

「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読みました。
突如キューバに1人旅した彼の旅行記で、現地のガイドさんが人見知りだったり、ホテルのドリンクが美味しかったり、一人でバスに乗って遠くの海に行ったりと若林さんの旅の様子が鮮やかに描かれていて臨場感を楽しめるのですが、じつはキューバに行ったのにはある理由があって最後はとても泣けるしあたたかな気持ちになります。

 

雑誌ダ・ヴィンチにこの本の刊行記念特集が組まれていてそのインタビューも興味深かったです。キューバに行ったのは3泊5日で現地にwifiがなかったからネットを見ていなくて日本に帰国したら5日前にやっていた女優のゴシップニュースをまだやっていて、なんて閉鎖的なんだと思ったとか東京は異常だと再確認したこと・・・ここで断片的にいうとニュアンスが変わってしまうかもしれないですが今まで東京に対して「これはおかしいんじゃないか?」とうっすら思っていたけどやっぱり異常なんだなと再確認することができてよかったということが書かれていて(覚書なので100%信じないでください)やっぱり彼はふつうの感覚のよいひとだなって私は思いました。
人の心の内を知れるのは楽しい。

 

エッセイは自分と違う胸の内を知れてそれに共感したりそれでなにか少し気付く事があったり変わったりすることができる気軽ですてきな読み物だと思います。
そう思ったことが最近ブログを続けているきっかけかもしれません。

情報も、思いも、作品も、自分の場所で止めないで、循環したいとよく考えます。

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すこしまえにご注文いただいた生誕祭用のアイドル似顔絵です。

ありがとうございました!

アイドル似顔絵のページがあたらしくなりました

よろしくおねがいします